院長のブログ4 

前回、常温で海水ミネラルバランスの塩を摂取することが大切というお話をしました。

 

今回は一般的な塩(Na)についてのお話をします。皆様、塩分を摂りすぎると高血圧になると、お聞きしたことが、よくありますでしょう。その理由はいろいろとあります。

 

1.ヒトの体液は塩分(Na)に一定の比率があります。過度に塩分を摂取しますと、その濃度を薄めようと、  誰もが水を飲みたくなります。結果、余分な塩分と水分を摂れば体液(血液)が増えます。心臓や血管に負担がかかり、血圧も上がってしまいます。

 

2.塩分(Na)は、血管を収縮させるはたらきをする交感神経を緊張させます。同じく、血圧が高くなります。

 

3、過剰の塩分(Na)は、血管の壁の細胞の中に直接入り込みます。ナトリウムが血管に侵入すると、筋肉でできた血管は収縮し、血圧が上がります。

 

4、ヒトには、尿や汗によって余分なナトリウムを体外に排出、調節する仕組が備わっています。運動選手や重労働をする人達は大量の汗で、ナトリウム不足になり、身体が塩分不足を補うべく、味の濃い塩辛い食べ物を好む傾向になり、過剰に摂取する事になります。結果、血圧が高くなる傾向があります。一方、現代では、一般労働で汗をかく人が少なくなり、汗による塩分調節はできなくなっています。結果、塩分が体内に残るので排泄が少なくて、血圧が上がることもあります。

 

以下の資料も参考にご覧ください。

 

NaCl(塩化ナトリウム)は厚生労働省栄養調査資料より、

1、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量 男性  11.1g 女性  9.4g

2、厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値 男性8g 女性7g

3、WHO世界保険機関の1日の塩分量の目標値6g

4、人工透析患者6g 腎臓病患者3~6g 高血圧学会6g未満

 

次回、海水ミネラルバランス塩の働きについて、生理活性の違い、生理的調節機能の作用などをお話します。 

 

                           続編をお楽しみに。  2019.07.20